王本語録
王本語録とは、王本が社員教育用に日々の勉強のまとめ、経験したことをまとめたものです。
これをご覧になられた皆様にとってもお役に立てるのではないかと思いご紹介させていただきます。
- 1.3つの事業カン
- 2.ITは親和性の高いツール
- 3.WIN-WINの関係
- 4.あつかましくなりましょう
- 5.人生の濃度
- 6.お金をもらって勉強させていただけるすばらしい職業
- 7.たとえ話をしよう
- 8.人類みな兄弟
- 9.なぜの原理
- 10.さありんごを食べよう
- 11.アイデア量産理論
- 12.お客様は対等な味方
- 13.インプットとアウトプットのバランス
- 14.新約ウサギとカメ
- 15.エレベータピッチ
- 16.ギブ&ギブ&テイク
- 17.中小企業とコンサルは犬猿の仲
- 18.ゴルフというスポーツ
- 19.チームプレイの極意
- 20.パレートの法則
- 21.井の中の蛙、先人の知恵を知らず
- 22.ポジティブシンキング
- 23.ホウ・レン・ソウ
- 24.マズローの欲求五段階説
- 25.メーラニアンの法則
- 26.メール<電話<訪問
- 27.メモ魔になろう
- 28.ロールプレイング
- 29.意見を戦わせよう
- 30.一石二鳥論
- 31.鶏口となるも牛後となるなかれ
- 32.運を作り出すと言うこと
- 33.営業で親近感を得るには
1.3つの事業カン
〜コンサルには3つの事業カンが必要〜
土地勘って言う言葉がありますよね?これと同じように僕は事業にも事業勘というものがあると思っています。僕たちはコンサルティングをする上で、アドバイスさせていただく企業さんの事業についてはもちろん知っておく必要があります。短時間で深く学ぶにはどうしたらよいか?それはコンサルティングをする度合いによって学ぶ深さを決める必要とその深さに対する学習方法をできるだけ標準化する必要があります。これによって短時間でより深く的確に学ぶことができると考えます。僕は学ぶ深さを次の3ステップに分けて考えています。それが事業観、事業感、事業勘の3つの事業カンだと考えます。
1つ目の事業観とは第三者的にみたその事業の内容や他事業との関係を指します。これはその事業が何によって収益を得ているのか?トップランナーはどこか?事業全体の市場規模は?関連事業は?事業の将来性は?など主に書籍で勉強できる様な部分を指します。他に調べる方法として僕はインターネットで調べたりインタビュースクリプトを用いて企業の方に聞き込んだりします。これらはブレストのように書き出し1枚のペーパーにKJ法を用いて書き出します。
2つ目の事業感とは実際にその事業に携わって感じる部分のことを指します。接客の際、社員さんはどのように感じているのか?ある業務の身体的、精神的負担はどうか?お客さんはどのような人が多いか?同業者はどの様な人たちなのか?など、実際にやってみないとわからない部分を指します。この部分は体験するのも難しいですし、実際に体験してそこから得ることも難しいです。目的をしっかり定め、短期間で学ぶ必要があります。うまく作戦を立てないと学ぶことが難しい領域です。
3つ目の事業勘とは事業をするうえで成功するための目に見えないものだと思います。一言で言うとCSFなのですが業界の暗黙のルールであったり直感であったり形だけではなくて成功するかしないかの微妙なさじ加減の部分です。一般的なコンサルタントはこれらの事業カンのうち1つ目の事業観しかもっていないと思います。だから実際に自身で会社を経営しているコンサルタントは非常に少なくマーケティングのコンサルタントが自身のマーケティングができないという事態になってしまいます。ですので事業観は学問、事業感は実践と捉えてください。僕は最終的に自分がコンサルティングした業界で起業するぐらいの気持ちでやっていますし、すきあらば本当に起業、もしくはM&Aして経営の多角化をしたいと思っています。
2.ITは親和性の高いツール
〜ITだけで商売が成り立つわけ無い〜
僕はIT単体でビジネスにはならないと常々思っています。ITとは既存の有形ビジネスの架け橋、ツールにしか成りえないものだと思っています。しかしITはこの世に存在する全てのビジネスに適用できるものでもあります。
つまりビジネス的に親和性の高いツールであるといえます。僕はITのこの性質から多くの業界から多くのことを学べることに気づきました。本気でITを切り口にコンサルティングをすればその企業の経営状況だけではなくその業界について非常に深く、広く学ぶことができます。素晴らしいことだと思いませんか?
金の鍵はお客さんからお金だけではなくそれ以外のノウハウを得ることを大きな目的としています。現状は金の鍵を中心とした各業界の企業さんとのネットワークですが近い将来金の鍵のグループ企業のネットワークを形成できればと考えています。
3.WIN-WINの関係
〜お互いのいい関係〜
商売をする上で自分だけではなくお客さんも一緒に儲けてもらいましょうと言う意味の言葉です。金の鍵では具体的に以下のように考えています。
お客さんから100万円で仕事請けてきた場合:金の鍵では原価50万円で仕事をして50万円儲けます。お客さんには150万円以上の価値のあるHPやシステム、企画を提供することでお互いが儲けます。
お金が動かない場合:お互いに有益な人を紹介しあいます。するとそこで直接利益が出ることはありませんがその次から利益が出ますのでノーリスクハイリターンという形でお互いが儲けられます。僕の理想とするモデルです。
この考え方は金の鍵の企業理念の根本でもあります。皆さんも日常生活でもこの考え方を意識するとうまくいくと思います。相手の立場に立って思いやる気持ちを忘れないでください。
4.あつかましくなりましょう
〜心のバリアをはずす〜
もっとあつかましくなりましょう。僕はあつかましいつもりであつかましくありませんでした。心のどこかで壁を作っていてお客さんとでも本当に仲良くなるといったことはありませんでした。そのことを僕はメンターから指摘されました。指摘されて具体的にどこが変化したかといいますとお客さんを積極的に食事に誘うようになりました。
それまでは年少者が年長者を食事に誘うと奢ってもらう事を催促しているようで控えてましたが、遠慮なく誘うようになりました。商談中でも中断して食事に行きませんか?と誘うようになりました。非常に大事なことだと思います。人間が生きていくうえで必要な食事という行為を一緒にするだけで人間関係が広がるスピードが格段にアップしたように思います。また初対面の方でも積極的に会いに行くようになり行動力が増したように思います。失敗を恐れずにどんどんあつかましくなりましょう。
5.人生の濃度
〜細切れの時間をちゃんと使えてる?〜
時間は有限です。となれば時間はお金に置き換えることができます。月給という形でぼやけたとしても時間とはお金なのです。つまりはどういうことかといいますと高速道路で2000円払うと目的地に1時間早く着けるとします。僕の時給が5000円だとしますと当然高速道路を使ったほうが早いし儲かるということになります。
しかし逆に時間を無駄にしているということも多々あり、電車の待ち時間にボーっとしていたなどは時間の無駄、つまりお金の無駄ということになりますね。僕の対策としては本を読んだり、考えていることをノートにまとめたり、人間や看板などを観察してコンサルティングのヒントを得ようとしたりします。このように日ごろから時間、つまりお金を無駄にしないように意識して行動するようにしてください。
6.お金をもらって勉強させていただけるすばらしい職業
〜ビジネスオタクになろう〜
金の鍵はお客さんからお金をいただいて勉強させていただいています。コンサルティングはお客さんに指導する過程でその業界について深く勉強する必要があります。金の鍵の目的はコンサルティングから収益を得ることを第一の目標とはしておらず一番の目的は各業界の視野の広さと深さを得ることです。ですので僕はコンサルティングは目標を達成、つまり勉強させていただいてお金までいただける非常にありがたい商売だととらえています。
7.たとえ話をしよう
〜共感を得るためには〜
人から聞いた話をそのまま話していませんか?自分ではわからなくても人から聞くと「こいつどこかに書いてあったことを話しているな」と受け売りは簡単に看破されてしまいます。また受け売り、つまり他人の言葉で話していると相手に伝わりません。それではどうすればよいか?たとえ話を使います。たとえ話はその事について本質を理解していないと話すことはできません。
つまり他人の言葉を噛み砕いて事例を用いて自分の言葉で話すということがたとえ話なのです。“例えば”、積分を小学生に説明できますか?関数を説明しても絶対にわかってもらえませんよね?わかってもらおうと思ったら池の面積を測るときに細長い長方形は計算できるよね?それをたくさんつなぎ合わせると元の池の面積とほぼ一緒になるでしょ?という風に図などを用いて説明するとわかってもらいやすいですよね?そうです、図もたとえの一つなのです。わかりやすい話をする人の話を注意深く聞いているとたとえ話が多いこともわかります。日常生活でも使っていくことで訓練されますので意識するようにしてください。
8.人類みな兄弟
〜世間はせまい〜
世界中のどんな人とでも間に4人もいればつながる。どういうことかといいますと人間のネットワークというものは思ったより広くて知り合いの知り合いの知り合いの知り合いという形で全ての人間はつながるということです。総理大臣を紹介してもらおうと思ったらどうしたらいいと思いますか?
僕なら知り合いの市議会議員に頼んでその地域の自民党の国会議員を紹介してもらってその人に自民党の上役に紹介してもらって総理大臣を紹介してもらおうと考えます。総理大臣ですら3人でいけますね。もちろん紹介してもらうにはそれ相応の理由が必要なのでしょうが例えば友人が難病で苦しんでいて若くして死ぬ前に総理大臣と握手したいなどの理由があれば比較的簡単に達成できるのではないか?という風に思います。
話は脱線しましたが、なぜこの話をしたかといいますと人脈は頭を使えばいくらでも増やせるということです。誰とのコネクションを持ちたいですか?その人を紹介してもらおうと思ったらどうしたらいいですか?つねに課題意識をもって行動するようにしてください。
9.なぜの原理
〜ものごとをきちんと説明できるようにすること〜
“なぜ?”常に自分に問いかけましょう。できれば7回は繰り返しましょう。例えば
「僕は社長になりたいです。」
「なぜ社長になりたいの?」
「お金が儲かるからです。」
「なぜお金を儲ける必要があるの?」
「幸せになるからです。」
「お金さえあったら幸せなの?」
・・・・・
「家族がいなくても幸せ?」
・・・・・
手詰まりですね。だからこの人の場合社長になることを目指すのではなく、自分はどういう状況になったら幸せなのか?その状況になるためにはどういった職業を目指すべきなのか?といったことを考える必要があることがわかりますね。
考えるのをやめてはいけません。常に自分がしている行動に対して疑問を持ちましょう。その習慣を持つことによって自分の行動や理念が研鑽されていきます。その習慣を持った人とそうでない人の10年後を予想してください。どうですか?なにも考えずに生きていくことの危険性を感じ取ってください。常に課題意識を持って行動するようにしてください。
10.さありんごを食べよう
〜本気で思ってるか?〜
目の前にりんごがあります。本気でそのりんごを食べたいと思ったらどうしますか?腕を伸ばしてつかみますよね?それから口に持っていって食べるという行為に移りますよね?決して近くにいる人に食べさせてとお願いしたりしないですよね。ここで伝えたいことは2つあります。
1つは本気で思うと行動に移るということです。やろう、やろうと思って結局行動に移らないことは本気でやろうと思っていないからです。それから本気で思ったり、願ったりしたことは必ず実現します。実現しないことは本気で思ってなかったり心のどこかで無理だと思っているからです。
2つ目に言いたいことは何かを行動に移そうとしたときに本当にコントロールできるのは自分だけということです。お母さんに頼んだとしても必ず言うことを聞いてくれるとは限らないですよね?自分で思ったことは自分で必ず行動するようにしましょう。
最後にもう1つ、逆に人から命令されたとしても自分の体を動かすことができるのは自分しかいないですよね?だから「おまえが言ったとおりにしたのに失敗したやんけ!」と怒るのは筋違いです。過程はどうあれ最終的に自分が行動に移したことについては責任をもちましょう。命令されたとしても自分自身が動かない選択もできるのですから。
11.アイデア量産理論
〜ひらめきはテクニック〜
アイデアを閃くのは偶然だと思っていませんか?閃きには実はちゃんとしたメカニズムがあります。メカニズムの前にアイデア発想の種類について説明します。アイデア発想の種類は大きく分けて次の3つしかありません。
1:問題解決
2:組み合わせ
3:水平(逆転)思考
1の問題解決とは次のようなものです。爪が伸びてきた→色々な作業の邪魔になる→切りたい→爪切りを使うと、言ったようなもので問題が明確になっているときどうすればこの問題を解決できるのかといった具体的な案のことを指します。
2の組み合わせですがこれはもっとも使いやすい発想法ではないかと思います。携帯電話+カメラ=写メール、飲み屋+女子大生=キャバレー、はんこ+ペン=シャチハタペン等といったように単純に組み合わせて新しいものが創造できないか?という発想方法です。
3の水平(逆転)思考ですがこれはあるものを別の切り口から考え直す方法です。軍事用GPS→カーナビ、ブーメラン→フリスビー、ポテトチップス→徳用サイズといったように用途、形、サイズ、色など色々な要素を変えてみることによって生み出されるアイデアです。
次にアイデア発想のメカニズムについて話します。アイデアを発想するために次の3つの要素が必要になってきます。
1:その分野についての知識
2:課題意識
3:ゼロベース思考
1のその分野についての知識ですが車に乗ったことのない人、知らない人がドリフトのコツを閃くわけがないですよね?何かを発想するためにはその分野の知識が多ければ多いほど有利になってきます。まずは勉強してアイデア発想のための下ごしらえをしましょう。
2の課題意識ですがゴキブリの足を7本にするためにはどうしたらいいかなんて考えもしませんし考えたところで発想するのは難しいと思います。それはその分野の専門知識の量にもよりますが一番の原因はそのアイデアを発想してどうなる?といった課題意識のなさのせいです。例えば突然アメリカに引越ししたら英語を必死で勉強しますし、うまく話そうと努力したりしますよね?これは環境が変わることにより課題意識が発生し脳にうまく作用しているからです。アイデアを閃くためには何を解決するためのアイデアなのかを明確に意識する必要があります。この1と2がアイデア発想のための下準備です。
3のゼロベース思考は実際に頭の中に何かが閃く段階です。ゼロベース思考のゼロとは制約のことを言います。つまり、ゼロベース思考とはあらゆる制約を取り払った状態で思考することを言います。アイデア発想の一番の敵は制約、つまり「りんごは赤い」とか「大学は勉強するところ」とか「人間よりゴリラのほうが強い」などのその人の人生経験からくる決め付けのようなものでこれによってアイデア発想の幅はどんどん狭まります。青いりんごもあります。僕は大学でたくさん遊びました。銃を持てばゴリラにも勝てます。脳のリミッターを解除しましょう。とはいっても簡単には自分の中の常識を取り払うことはできません。じゃあどうするか?課題意識を頭の隅において別のことをしましょう。お風呂に入るとか、スポーツをするとか、いっそ寝てしまうとか。
なぜかというと人間の脳は並列処理が苦手なので何か他のことをしているときは別の行動に関する制約を考えることができません。そこでふとした瞬間に潜在的な知識と課題意識がスパークして閃くというわけです。僕は寝ているときによくアイデアを閃きます。何かはっとするような夢を見て夜中に目が覚めます。でも朝になったら必ず忘れてしまっているので寝るときは枕元にノートをおいて夜中閃いて目が覚めたときにできるだけ具体的にノートに書くようにしています。付け加えると余裕がないと発想しにくいような気がします。
それから書くという行為はアイデア発想に非常に有効な手法です。前出のとおり人間の脳は並列処理が苦手ですのでたくさんのキーワードを書いた紙を眺めたりすることによって知識と課題意識のスパークを人工的に起こすことができます。ぜひやってみましょう。
12.お客様は対等な味方
〜お客さんは敵じゃない〜
お客さんは敵だと思っていませんか?商談とは戦いだと思っていませんか?お客様は味方です。しかも対等です。営業はお客様との勝負の場ではありません。営業とは一緒に話し合うことによってお互いに得する(WIN-WINの関係)様なビジネスを提案することです。決してお客さんを言い負かしたり、お客さんの言いなりになったりしてはいけません。一緒に利益を追求できる形を提案しましょう。
13.インプットとアウトプットのバランス
〜本読んでからどうする〜
ここでは学ぶことをインプットと言い、人に教えたり実践することをアウトプットと言います。インプットとアウトプットのバランスが大事です。学ぶだけだと頭でっかちになってしまいますし知識を詰め込むこと自体に全く意味はありません。また人に教えたり学んだことを実践していくと知識やアイデアが枯渇してしまい成長が止まってしまいます。ですので常にインプットとアウトプットのバランスを意識してどちらかに偏ることがないようにしましょう。このバランスをうまく取れるとスランプに陥ることなく猛スピードで成長することができます。
またもう一つの意味があってインプットとアウトプットは相関している部分があります。学生時代にテスト勉強をしているときに友人にせがまれて何かを教えている場面を想像してください。友人に教えているうちに自分がわかっていたつもりになっていたことに気づいたり、わかりやすく説明しているうちに自分自身の中でそのことが整理されてより理解が深まったような経験はありませんか?つまり複数の人間で教えたり教わったりすると言うことはインプットがアウトプットに、アウトプットがインプットに変化することがありえます。この精神が切磋琢磨という言葉につながるんじゃないかと勝手に思ったりしています。
14.新約ウサギとカメ
〜ウサギとカメの話の本当の意味〜
ウサギとカメの話はもちろん知っていますよね?ウサギは何で負けたかわかりますか?「寝てしまったから」と言う答えは正しいけどそれは実は原因ではなくて結果に近いです。これは僕の勝手な解釈ですがもっと本質的な理由があると思っています。
さてなんでしょう?
答えはウサギとカメの目的が違っていたから。と言うことです。
カメの目的は何ですか?
ゴールに行くことですね。
ではウサギの目的は何でしょう?
僕はウサギはぶっちぎりでカメに勝つことが目的だったんじゃないだろうか?と思っています。つまりウサギは途中でカメをぶっちぎってしまいますよね。そこで目的は達成されたので寝てしまった。と言うのが僕の解釈です。だからあの昼寝は油断でもなんでもなく目標設定の間違いがもたらした必然だったのではないのかなぁと想像しています。
あなたの目標は何ですか?ウサギになっていませんか?ぶっちぎると言う行為は目標ではなく手段ですよ!職業自体が目標になっていたりしませんか?あなたは何になりたいですか?カメにとってのゴールとはあなたにとってなんですか?僕は人類みんなに共通している目標は幸せになることだと思っています。そこでまた「幸せ理論」と言うものが出てくるのですが、自分にとっての幸せを定義することが人生の目標設定の近道なのではないでしょうか?あなたの幸せって何ですか?
15.エレベータピッチ
〜一分で言いたいことをきちんと言えるか〜
「あなたは1分間で自分の自己紹介をできますか?」と言う質問をすると恐らくたいていの人は“できる”んじゃないでしょうか?でもそれはほとんどの人にとってそれはただこなすだけだと思います。
「1分間で自分の言いたいことを上位からきちんと組み立てて、もれなくわかりやすく話すことができますか?」と言う質問に変えるとできる人はほとんどいないのではないのでしょうか?これは自己紹介だけでなく自分の職業や自分の売りたい商品、夢などについても同じことが言えます。短い時間で話すと言うことは実は非常に難しいです。
僕も1時間、2時間のセミナーであればそんなに準備もせずに話すことができますがそれが10分と時間を限定されると非常に綿密な準備をしますし難易度も非常に高くなってしまいます。ですので日ごろから物事についてきちんと整理しておくと比較的短時間で話をまとめやすくなります。
またこのエレベータピッチをきちんと習得しておくと営業の非常に強力な武器になります。初対面の人といきなり1時間や2時間話すのは難しいですが自己紹介の際に30秒や1分で相手の心をつかむプレゼンができると次につながりやすくなります。積極的に社内で練習するようにしましょう。
16.ギブ&ギブ&テイク
〜根気よく与え続けよう〜
ギブ&テイクと言う言葉があります。相手に何かを与え、何かをもらう。簡単な内容でわかった気になっている人はたくさんいますが本当の意味で理解できている人はあまりいないように思います。これの意味は2つあると思っています。
まず順番。与えることを先にすると後でもらえます。と言うことです。当たり前に聞こえますがこれを忠実に実践している人は少ないです。次に内容ですが、よくあるパターンは若いからと言ってもらうことだけを考えている場合や、与えるものが無いと考えている場合がよくあります。若いからと言ってもらうことだけを考えているとはじめのうちはもらえるかもしれませんが、人脈がそこで止まってしまうため人生の広がりが無くなっていくと僕は考えています。それから与えるものが無いと思っている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。例えば大学生の場合同級生の就職活動の状況などを社長さんに教えてあげれば喜んでもらえますよね?
付け加えると相手に与えるモノの価値は自分を基準にしてはいけません。相手にとって価値のあるものはどんなものかと言う視点で与える必要があります。これも当たり前のことですが実践できている人はあまりいません。ですから初めのうちは物的なモノで与えられるものは少ないと思いますので、情報や人脈を与えるようにするとよいと思います。ギブのコツは、いかに自分自身のコストがかからないモノで、相手にとって価値のあるモノを提供できるかと言うことに尽きます。お金を掛けずにどんどんギブを繰り返せば後から実のあるテイクをたくさん得ることができるようになります。
僕の感覚としてはお金を掛けずに見返りが無くても二回以上先にギブを繰り返すといいと思います。ギブ&ギブ&テイクの感覚です。僕は一回目でテイクを得られなくても二回目以降に大きなテイクを得られたケースが多々あります。またギブの回数以上にテイクで来たことも結構ありました。初めのうちは信用がありませんのでどんどんギブを繰り返すことで実績を積みましょう。見る人はちゃんと見て正当な評価をしてくれますから。あなたが人に与えるモノは何ですか?
17.中小企業とコンサルは犬猿の仲
〜コンサルは口ばっかり!〜
中小企業とコンサルたいてい仲が悪いです。どっちもが相手のことを悪く言います。お互いに協力して邁進していかなければいけないもの同士がどうしてこんなにいがみ合っているのでしょうか?
・中小企業の言い分:
「コンサルねぇ。あいつらはでかい態度で散々社内のことをかき回して無責任な提案ばかりして失敗したらわしらのせいにするからなぁ。コンサルなんてもういいよ。」
「混乱させて去るのがコンサルだろ?机上の空論ばっかりで全然役に立たんよね。」
「高い金払ってる割に全然会社にこんし分厚いレポートは出すけど意味がわからん!」
と言ったように散々ぼろかすに言っているようです。
・コンサルの言い分:
「中小企業はだめだよ。社長は結局丸投げにするし行動力が無いよね。」
「こっちがきちんとした調査をして提言をしてもわかってもらえんのよ。」
「100万くらいでそこまで成果を求められても困るわぁ。結果もそんなにすぐ出るもんちゃうのに。」
こっちもぼろかすですね。
どちらにも言い分があってどちらも言っていることは正しいと思います。ただ言ってない部分にお互いに改善できる部分があるのではないでしょうか?
・中小企業の問題点と改善策:
中小企業はビジネスモデルや経営体制、組織などまだまだ未完成な部分が多いです。だから中小企業なんですけど勉強不足と行動力不足は言い訳にならないと思います。経営者は企業の大小に関わらずプロの経営者なのですから勉強と行動は欠かせてはいけないと思います。
またコンサルとの付き合い方に対する認識が間違っていることが多く、相手は専門家で資格を持っている“先生”だから任せておけば大丈夫などと過大評価している社長さんが多いように思います。例えば税理士さんが「今の時代はこうだからこんなことをしたほうがいいですよ。」と言われたら盲信してしまう社長さんは意外と多いのではないでしょうか?ここではっきり認識しておかなければならないのは3つあります。
1つ目はその業界の専門分野については社長以上のプロフェッショナルはいないと言うことです。いくら相手がコンサルの“先生”と言っても専門分野から離れてしまえばただの人です。社長にかなうわけがありません。もしできたらその人は自分で商売をしていますよね?
2つ目は決裁権と責任、リスクは100%社長さんにあると言うことをしっかり認識しておく必要があります。「さありんごを食べよう」にも記述してありますが自己責任ということをもっとしっかり認識しておく必要があります。コンサルは失敗してもリスクを負うことはありません。儲かったとしてもコンサルが余分に儲かるわけではないので当たり前のことですよね。また、大抵のコンサルは数か月分の前金をもらってそれを“消化する”と言う形態でビジネスをしていますのでそれも大きな理由の一つなのではないでしょうか?
3つめは上記2点を踏まえた上でコンサルの提案を実際に行動に移すのは自分であると言うことをはっきり認識する必要があると言うことです。コンサルはあくまでサポートをする役割で経営者はコンサルを“利用”するだけであると言うことです。
結論としては経営者が主体性をしっかり持ってコンサルをうまく利用してやると言った意識を持つべきだと思います。自分の商売に責任とプライドを持つべきではないでしょうか?
・コンサルの問題点と改善策:
僕からみたコンサルタントは職業にあぐらを掻いている人が多いように思います。まあ“先生”と呼ばれる職業の人は基本的にその傾向があるのですがコンサルと言うだけで経営者は下手にでますしコンサルもはじめから上手に出ると言った現状があると思います。僕もコンサルと名乗っていますが本当の意味でコンサルティングができる人と言うのはその分野で実際に起業できる人で無いとだめだと思います。本に書いてあった理論を提案するだけなら簡単ですが、その後の結果について自信と責任を持てるかという事は全くの別問題だと思います。本当に理論を習得するだけでよければ大学の経営学部の教授は大金持ちで一般企業の経営者は勝てるはずが無いですよね?本当に大事な部分は実践して成果を上げられるかどうかだと思います。ですから本当に自信のあるコンサルであれば成果報酬で料金をもらえばいいと思います。本当に成果が出るのであればやったらやっただけ成果が出たほうがお互いに収益性が高くなると思います。少なくとも成果報酬という選択肢を与える必要があるのではないでしょうか?
次に相手の行動力まで把握した上で色々な提案をする必要があると思います。結局理想論を言ったところで実際に行動を移すのは経営者なのですから、その経営者がどこまで知識があってどこまで理解できて行動できるのかを事前に把握した上で提案すべきではないでしょうか?
中小企業とコンサルの両方の視点から色々記述しました。結論としてはお金をもらっているのがコンサルである以上、コンサルの方から経営者に歩み寄る姿勢を見せるべきだと僕は思います。
18.ゴルフというスポーツ
〜ゴルフは余裕を持ってできたら武器〜
ゴルフは非常に面白いスポーツです。韓国のダイナスティという大企業の社長がこう言っていました。「人は私を成功者というが私の人生でうまくいかないことが2つだけある。それは息子とゴルフだ。」再び韓国ですが首相が再三の勧告を無視してゴルフに行っていたため辞職に追い込まれました。不思議なスポーツですね。ゴルフというスポーツを要約しますと以下のようになります。
1:“中毒性”仕事よりも優先する人がいるくらい中毒性がある。
2:“難易度”なかなか思い通りにプレイできない。
3:“時間”昼間に長時間必要。(プレーに約5時間、色々含めると一日仕事になる。)
4:“費用”金がかかる。
5:“大衆的”競技人口が多い。
これからそれぞれの説明とそれに対する僕の考え方と行動について説明します。
1の“中毒性”については首相がクビになるくらいですからこれはものすごいことです。日本の森前首相も緊急時にゴルフをしていたと聞いたことがあります。中小企業の社長さんで言えば“仕事の合間”にゴルフをしている人はいいのですが“ゴルフの合間”に仕事をしている人も結構見受けられます。僕の競技ゴルフ仲間には「うまくなりたければ年200ラウンドしろ。」という人や「ゴルフ始めてすぐに1年間365日ラウンドに行ってすぐにシングルになった。」といった狂気じみたことを平然と言ってのけるおっちゃんたちがいます。大の大人がそれくらい狂ってしまう可能性があるということです。ハンデが5以下の人は「ああ、この人狂ってるんやな。」といった目で見てほぼ間違いないと思います。また狂っていないと5下のハンデは維持できませんから。僕はどうかというとご多聞にもれず狂っていました。20歳からゴルフを始めて3年くらいたったころには平均で77~8で回れるようになっていました。ベストスコアもこのころに71を記録しています。公式なハンデは取得していませんが感覚的には3ぐらいの腕前だったと思います。21歳でゴルフ部に入って練習漬け、ラウンド漬け、試合漬けの毎日を送りました。
プロを目指していたのかとよく聞かれますが1年先輩にとんでもなくうまい人がいてその人がプロテストに2回落ちたのを間近で見ていましたからそんな気は全く起こりませんでした。どれくらいうまかったかというと一緒にラウンドしてアンダー以外のスコアを見たことがないといえばわかる人にはわかると思います。ちなみにその先輩は3回目のプロテストで合格者50人中3位で合格しています。話は脱線しましたがそんなこんなで3年間でゴルフは飽きるほどしました。1ヶ月に5万発練習したり、1週間で11ラウンドしたり本当にゲップが出るほどやり倒しました。今となっては別に楽しくないといえばうそになりますがわざわざ音頭をとってまで行こうとは思いません。これが余裕の一つですね。
2の“難易度”についてですがゴルフは他のスポーツと違い練習していないと本当に空振りしたりあらぬところへ飛んだりで前に進むことができないスポーツです。また、練習している人でも永遠に満足することは無く、また集中力の要るスポーツですので周りが見えなくなる傾向があります。博打も絡むと本当に人間性がよく見えます。うまく行かないがゆえに余裕が無くなり本性が出てしまうスポーツであるといえます。僕は全盛期に比べると衰えましたが全く練習しなくなった今でも80前後で回ることができます。
どれくらいかといいますと一般のアマチュアゴルファーにはどう転んでも負けないスコアです。それだけ実力の差がある状態で一緒にプレーするとどういうことが起こるかといいますと、本当に余裕を持ってプレーできます。しっかりと相手の人間性を観察することができます。いつも言っていることで、くどいようですが人間は余裕が無くなると本性が出ます。酒に酔ったとき、博打をしているとき、ゴルフをしているときなど、普段自分を演じている人は集中力を他にまわす必要があるため演じきれなくなります。何が言いたいかといいますと、100%の集中力を要する行為を人前でしてはいけないということです。もしくは演じなくてもよい自分を作り上げる必要があるということです。後者は本当に難しいと思います。自分が酒に酔った姿を想像してください。酔って粗相をしたことがありませんか?これは生い立ちなど育ってきた環境も大きな要因ですのでなかなか直すことが難しい部分ですが努力しだいで改善できますし、どんな環境でも非常に優れた人間性を発揮する人も知っています。とにかく周りの人が余裕をもてない環境で自分だけが余裕を持てるというのは非常に大きな武器になります。覚えておいてください。
3は“時間”について、これはゴルフは日中しかできないスポーツでプレーするだけでも5時間かかってしまいますので仕事に非常に支障をきたすということです。裏を返すとお互いそれだけ貴重な時間に同じ体験を共有しますので短時間で非常に親密になりやすいともいえます。飲みニケーションをしているよりはよっぽど有効に時間を使えるのではないでしょうか?また非常に環境がよく、一面緑でだだっ広いところで同じ時間をすごすということは健康にもよいと思います。ただし、度が過ぎなければの話ですが…。
4の“費用”についてお話します。最近は安くなったといっても平日で1万円前後、休日では1万5千円くらいお金がかかります。また時間的なコストや交通費、食事代などを含めると僕は一回行くと4~5万円くらいかかると思っています。今回のゴルフにそれだけの価値があるかどうかをしっかり考えた上で行く必要があると思います。また、この費用については見る人によっては遊びにも見えますので会社の経費では落とさず必ず自分のポケットマネーから捻出するようにしています。
5の“大衆性”についてです。ゴルフの競技人口は全国で約1000万人と言われています。僕の感覚ではビジネスマンはゴルフか釣りぐらいしか趣味を持っていません。ですので営業に行った際に話題に困ったときはゴルフの話をすれば大抵食いついてきます。もちろんねたもきちんと考えており、僕の場合はゴルフ部の話やプロの話、全国大会の話など一般のアマチュアゴルファーが知りえない話をするようにしています。僕は自分の経験をかなり有効活用できていると自負できます。皆さんもそういった人に話せるような貴重な経験がきっとあると思います。これを機会に整理してみてください。
結論としては“僕は”ゴルフを有効活用しています。ただこれは皆さんに必ず当てはまるわけではありませんので、この話から本質的なことを学び取り、自分と体験とをうまく融合させるようにしてください。
19.チームプレイの極意
〜チームで活動する最大のメリット〜
会社に入って、もしくは会社を作って複数人で経済活動を営むということはどういうことでしょうか?一人でできないことを複数人でするということですね。じゃあみんなが社長だったらどうする?簡単に言うと王本が10人だけいて今の金の鍵を運営することができると思いますか?はっきり言って無理です。僕制作できませんもん。立命の学部生で無いのでビジコンにも応募できません。デザインセンス無いです。人に頭を下げるのが嫌いです。飛込みなんてできません。人に指示されてやると胃に穴が開きます。だから王本が10人いても少なくとも今の金の鍵のような経済活動はできません。
何が言いたいかといいますと、チームプレイでやるメリットは自分の苦手な部分をみんなで補い合うことができるということです。つまり自分の得意な部分をはっきりさせてそれだけしていればいい状況ができたら最高ですよね?金の鍵では社員みんなにしたいこと、なりたいことを聞きます。これはただ聞いているだけではなくて可能な限り皆が得意分野で好きなことをしてストレス無く自己実現をしてもらうことが狙いです。
ただ実際はクレーム処理のように誰もがしたくない事も出てきますがそれは“誰か”がやらないといけないことです。やりたくないことも複数人いると分散させることができます。あなたの得意分野は何ですか?やりたいことはなんですか?なりたい姿はなんですか?遠慮なく王本まで言ってきてください。“できる限り”の努力をします。
それから何か1つは社内で1番というものを持ってください。営業はせめて僕の数字くらいは抜いてください。制作はこのことなら俺に任せてくれというものを習得してください。今でも結構できていると思いますが、皆がこれを確実に実践できたら金の鍵はすごい会社になると思います。よろしくお願いします。
20.パレートの法則
〜皆と同じことをしていたら貧乏になる〜
学校の先生がよく言ってました。
「王本君はどうしてみんなと同じことができないの?」
「王本君は協調性に欠け集団行動ができません。」
それは僕が変わっていたからというだけなのですが、実はここで先生はとんでもないことを言っています。みんなと同じことをしなさい!?なんで?どうして同じことをしなければいけないのでしょうか?小学校、中学校、高校と皆さんもず〜っと同じことを言われ続けてきたと思います。
では質問です。日本の平均貯蓄高は一人当たり1000万円といわれていますがこの平均値を満たしている家庭はどのくらいの割合だと思いますか?おばあちゃん、お父さん、お母さん、息子、娘の5人家族の場合5000万円の貯金があって平均ということになります。身の回りでそんな家どれくらいありますか?
パレートさんという人の研究によると大体2割の人が8割の富を所有しているといいます。つまり下位8割で全体の2割しか富を所有していないということになります。ということは平均貯蓄高の数字をクリアしているのは少なくとも上位2割といえるのではないでしょうか?これをパレートの法則といいこの法則のすばらしいところはお金にまつわる色々なところに応用できるということです。例えば、営業の上位2割が全売上高の8割を上げている。といったように他には所得や、全企業の売り上げ、顧客と売り上げの関係などにも使えます。 一つだけいえることは皆と同じことをしていたら平均にすら届きませんよということ。他人は関係ありません。自分だけの人生を作り上げましょう。
21.井の中の蛙、先人の知恵を知らず
〜俺天才かも知らん!→全部ココに書いてありますやんorz〜
起業して間もないころどうやったら商売人として成功するか真剣に考えてました。本当にノートにはたくさん書いたし色々な発明もしました。僕は昔から学校に宿題はおろか教科書すら持っていってませんでした。全く勉強しませんでしたが類まれなる記憶力で一応成績は常に上位でした。そんな経験もあり起業間もない当時は次々出てくるアイデアや発明に心躍るだけでなく本当に自分のことを天才だと思っていました。
しかし2ヵ月後それらが思い込みであったことが証明されます。アイデアが枯渇してきたので本屋へ行ってビジネスに関する色々な本を買い、世間の凡人は何を考えているのかを読んでみることにしました。呼んでみてびっくり!本当に色んな意味でびっくりしました。僕が考えていたことは既に数百年以上前に色々な人によって理論として確立されていました。そんなの当たり前と思うかもしれませんが経営に関することを全く勉強していなかったので疑ったこともありませんでした。
ただ幸いなことに論理的思考はできていたようで閃いたアイデアのほとんどは未完成ではありましたが間違ってはいませんでした。さらに悪いことだけではなく自分で空手のところから真剣に色々なことを考えていたので色々な理論を吸収するのにさほど時間がかからなかったということはよかった点だと思います。
しかし、今回実感したことは、今まで自分が生まれるず〜っと前から先人が頼みもしていないのに、色々な知恵を形にして残していてくれているものを使わない手は無いな、ということです。オンリーワンという言葉がありますが、これは決して軽々しく口にしていい言葉ではないと思います。オンリーワン、つまりその業界で唯一の存在となるためにはその業界を完全に熟知した上で、他に無い独自の強みを構築して初めて言えることだと思います。ここでの教訓は2つ、“本を読み先人の知恵を借りよう。”と“オンリーワンの本当の意味を理解しよう”ということです。
22.ポジティブシンキング
〜この世で起こったことはこの世で解決する〜
前向きに考えましょう。僕の思考の原点はこの世にそれを達成している人がいる以上自分も頑張れば必ずできるはず。ということです。それからある物事が発生したとき全ての物事には裏表が存在します。例えば、詐欺で2万円騙されたとします。こんなときは「ああ今の時期に騙されておいてよかった。」とか「もっとお金を持っているときに騙されなくてよかった。」とか「たった2万円でいい勉強ができた。次から同じ手口で騙されることないもんな。」とか、どんなことでもそのプラスの部分をメインに捉えることで落ち込みませんし自信になります。
プラス思考でいるとどんないいことがあるかといいますと人生前向きに捕らえている人は見ていて輝いていますし、周りに自然とパワーを持った人が集まってきます。それから自分の潜在的な力を発揮しやすくなります。物事を色々な側面から捉える力も身につきます。冒頭に“この世で起こったことはこの世で解決する”と書きましたが他にも好きな言葉があって“明けない夜は無い”とか“山よりでかい獅子は出ん”とかが好きです。いいこと悪いことは平均すると大体半々の確率で来ると思っていますが、悪いことが来たときにいかにしてダメージを少なくして、もしくは無理やりにでもいいことに変えてしまったり、いいことが来たときにいかにして多くを得るかに人生の極意があるような気がします。ちなみに僕の人生は女性関係以外いいことばかりです。
23.ホウ・レン・ソウ
〜僕が一番叱っている内容〜
報告・連絡・相談をできるだけ早くにしかるべき人にしましょうということです。なぜホウ・レン・ソウが重要かというと何か自分で処理できない問題が発生したとき、例えばお客さんからのクレームなどでほったらかしにしておいたら、会社に大きなダメージが発生するからです。問題が起こった直後に上司に報告すれば責任は上司に移りますよね?ミスしたときに報告しにくいのはわかりますが、遅かれ早かれ報告する必要があり、しかも後で報告したほうが起こられることは明らかなのですぐに報告するようにしましょう。起こったことは無かったことにはできないので、今後どうするかが一番大事なポイントです。
また、“チームプレイの極意”にもつながることですが、連絡を取り合って情報を共有しておかないとチームの強みを活かせませんよね?結局自分ひとりで動かないといけないようになってしまいます。
相談も同じです。全て自分自身で解決できると思っていませんか?自分と同じくらいの能力の人に相談してもよい解決方法は見つかりませんよね?何か問題が起こったら上司に相談しましょう。少なくともその分野ではあなたより能力が高いから上司になっているはずなので相談するようにしてください。これも早ければ早いほどいいです。
24.マズローの欲求五段階説
〜自分の人生をかけて達成したいことって何?〜
マズローさんが言い出した説で“人間の欲求には段階があり、底辺から始まりその段階の欲求が満たされると1段上の欲求を目指す”というものです。これは五段階あるといわれており下位の欲求から順に挙げると
1:生理的欲求→食べたい、寝たいなどの基本的な欲求
2:安全の欲求→危険を避けたい欲求
3:親和の欲求→周りと同じように生きたい欲求
4:自我の欲求→周りに認められ、尊敬されたい欲求
5:自己実現の欲求→自分にしかできない人生の意義への欲求
ということになります。
1段階目の生理的欲求とは食べたい、寝たいなど動物的本能が引き起こす欲求です。アフリカの難民の子供たちなどがこの段階にあります。
2段階目の安全の欲求とは食べたい、寝たいを達成できたら次は安全に、生命の危険が無いところで暮らしたいという欲求です。戦争中の国から亡命する人たちがこの段階にあります。
3段階目の親和の欲求とは家族と暮らしたい、部活などある組織に帰属したい、大学には行っておきたいなど、集団に帰属したい欲求をいいます。日本人は大体この段階から入るのではないでしょうか?
4段階目の自我の欲求とは集団から自分の存在を認めてもらいたい、尊敬されたい、名誉がほしいなどといった欲求のことを言います。いわゆるお金の次は名誉というやつですね。
5段階目の自己実現の欲求とは自分の能力や可能性を存分に発揮し、自分の人生の意味を見出す段階です。ガンジーやアインシュタインなどの晩年を見れば容易に想像できるのではないでしょうか?
優秀な人ほどこの欲求の階段を駆け上がるのが早いそうですが自己実現を果たし自己超越の域に達する人は極めて少ないといえます。いずれにせよ日本という恵まれた国に生まれ豊かな教育を受けた人間は5段階目の自己実現を目指すべきだと思います。お金より、名誉より、あなたの人生で実現したいことは何ですか?あなたは何のために生まれてきたのですか?あなたの人生の目標はそこに置くべきではないでしょうか?
25.メーラニアンの法則
〜人はそんなに話の内容を聞いていない〜
人と話している際に相手から得られる情報のとして“表情”、“声”、“ことば”の3つの要素があると思います。人に与える印象の中でこの3つの要素はどれくらいの割合で作用しているか知っていますか?実は人間というものは耳から得られる情報より視覚から得られる情報を優先する傾向があります。ですので、“表情”から得られる情報で55%の印象が決まるといわれています。次に聴覚から得られる情報として“声”がありますがこれは38%。最後に脳で判断する“言葉”はなんと7%しか印象に作用していません。これはアルバート=メーラニアンという人が確立した法則でメーラニアンの法則と言われています。
結局人とコミュニケーションを行う際に気をつけなければいけないのは“表情”と“声”ということになり、相手はあまり話の内容は気にしていないということです。表情は顔だけではなくボディランゲージをふんだんに使うと相手の印象に残ります。また、声も大きさや高さ、テンポなどに変化をつけて感情をこめて話すようにするとなおよいです。プレゼンも同じで、まずは視覚に気を使い、次に聴覚に気を使い、実際のプレゼンの内容は評価につながりにくい部分ですので話し方、伝え方を習得するとあらゆるコミュニケーションに応用することができます。普段から気をつけて習得するように心がけましょう。
26.メール<電話<訪問
〜わしにメール送られても困るしな。(おっちゃん談)〜
メールと電話と訪問の違いを明確に言えますか?まずメールは一方通行ですよね。相手に一方的に話の内容を通達する手段ですので用件によっては失礼に当たります。まさかクレームに対するお詫びをメールで送ったりしてませんよね?電話ではそこに声が入ってきて双方向で話すことができます。しかしまだ表情は見えませんよね?声だけで相手に自分の思いをきちんと伝えるのは難しいです。最後に訪問ですが、これは自分の声だけでなく顔も見せられることがメリットです。“メーラニアンの法則”でも出てきましたが表情と声で相手に与える印象は93%を占めます。ですのでできるだけ人脈を作ったり、営業をかけたりする場合はメールより電話、電話より訪問を心がけましょう。
27.メモ魔になろう
〜ちゃんとメモとってるか?〜
今更ながらですがメモは大事です。これには2つ意味があって、聞いたことや考えたことを忘れないようにするための“記録”としての意味と、文書や図などにして紙媒体に情報を落とし込む際に欠くことによって物事を“整理”できるという意味があります。
まず1つ目の記録するということですが人間は忘れる生き物です。受験勉強でも経験があると思いますが今やったことはすぐに繰り返さないとあっという間に忘れてしまいます。ですので書くことで紙に記録することはもちろん、移動中などに見返すことによって頭に記録する意味合いも含めてあります。金の鍵では就業規則にもメモを取ることという条項があります。そして必ず僕の言っていることをメモしているかを確認しています。
次に2つ目の整理についてですが書くという行為を行うことによって自然と物事を整理することができます。考えがまとまっていない状態では紙に文字という具体的な形にして記録することができないからです。それから“アイデア量産理論”でも出てきましたが人間はの脳は並列処理が苦手ですので色々なキーワードという断片でもたくさん書き込むことによってそれを後から見たときに新しいアイデアを閃く場合があります。これもメモをとる大きなメリットです。僕は勉強会や講演会に行くと必ずメモを取ってます。当たり前のようですが僕の場合ちょっと変わっていて人の話を聞きながら全く別のことを考えメモを取ることがあります。そういった特殊な状況下で閃きやすい、つまりゼロベース思考に陥りやすく、また人の話が刺激になって色々なアイデアがわいてきます。一度試してみてはどうでしょうか?もちろん1対1で話しているときにそんなことをしてはいけませんよ。
いかがでしたか?メモするだけで記録と整理の2つの昨日だけでなく色々なメリットがあることがわかればメモ魔にならない手はないですよね?僕の尊敬している人もほとんどの人がメモ魔です。皆さんもぜひそうなってください。
28.ロールプレイング
〜じゃあ俺お客さんで、お前金の鍵の営業な〜
ロールプレイングとは読んで字の如し、繰り返し何かを行うことです。何を行うかって?金の鍵ではひたすら皆が色んな役割で擬似営業を繰り返します。名刺の束からランダムで引いて組み合わせが決まったらシチュエーションを決めて商談開始です。大体10分前後に時間を区切ってあらかじめお互いの中で決めた落とし所、つまり目標を持って商談を進めます。これを周りでみんなが聞いていて、終わってからあーだこーだ言って経過と結果について議論します。やっても、見ても結構面白いです。
これの目的は、擬似的ではありますが新人に場数を踏ませるということと、お互いが営業に行ったり、同行したりして経験したことを出し合いますので、経験や知識を共有できるというメリットがあります。またこれを繰り返すことによって、コミュニケーションを図ることもでき、非常に画期的な訓練方法であると言えます。やればやるほど新しい発見ができ味が出てきます。あと自分でお客さんを演じることによって一時的にでも相手の立場に立って真剣に考えることができるという点も非常によいと思います。
29.意見を戦わせよう
〜言いたいことがあったら僕にでもとことん言いや。〜
皆がお互いの考えをわかった上でお互いに尊重し、住みよい職場を創って行く。すごく理想的で僕が目指している目標の一つでもあります。でも僕の考えでは相手の気持ちなんて本当のところで理解するのは不可能だと思います。どうすればお互い理解できるかといえば、お互いが思っていることを、嘘偽りなしでぶつけ合う必要があるのではないでしょうか?
そこでお互いの意見を戦わせて論理的に一つ一つ解決させる必要があると思います。そのために社長の僕がしなければならないことは、皆がお互いに意見を言いやすい環境を作ること、特に社長に対してでも意見を言いやすい制度や雰囲気を作る必要があると思っています。その制度として、目安箱の設置や掲示板による改善案の提案、情報の共有、社員とできるだけ仕事以外の部分で遊んだり、皆で食事に行ったり、個別に最近のことについて話したり、セミナーを開催したりと色々やっています。会議では皆が集まる貴重な場ですのでお互いに意見を出し合い、それによって「あぁ、こいつこんなこと考えてたんや。」「私はこう思うんやけど?」「じゃあどうしよう?」といったようにお互いを理解しそれに対する解決策を作り出せたら最高ですね。新入社員に面接時に必ず聞いていることがあります。それはこの仕事をすることによって何がしたい?何が欲しい?といったことです。
出来ないこともありますが僕はその欲求を満たすことを第一に考えて行動しています。例えば「僕はデザインをすること自体に生きがいを覚えている。」といった人には出来るだけデザインの仕事を。「とことん納得がいくまでホームページを作りこみたいです。」といった人には自社のポータルサイトの制作、運営をしてもらうようにするなどですが、まだまだ会社自体が未熟ですので皆がしたいことだけをしていればいいという環境にはなっていないと思います。今後も課題として考え続けていきます。
僕はこだわりも余りありませんし、どんどん自分はこうしたい、ここはこうして欲しい、こんな会社にして欲しいなどの意見を僕にぶつけてください。恐らく僕も反論するとは思いますが意見を戦わせることでお互いにいい形で話がまとまっていくと思います。僕が上から一方的に命令することは簡単ですが、それでは僕だけの力で会社を作り上げることになってしまいます。そんな会社はきっと伸びないと思いますし、“チームプレイの極意”にもあるようにチームで動くメリットを十分活かせないと思っています。どんどん喧嘩しましょう。お互いに納得いくまで話し合いましょう。これは建前ではなく本音で言っています。
30.一石二鳥論
〜裏の目的は何や?〜
僕は欲張りです。なので本当に色々なことやモノを求めて行動します。量が非常に多いので一つアクションを起こす際には必ず見返りに複数のモノが得られるように考えて行動します。仕事を行う際にも必ず表の目標と裏の目標とを作っています。表の目標とは誰に言ってもいいもので裏の目標とは社内の人間にしか言っていないことです。
例えばといいたいところですが危険なのであえてここでは書きません。二兎追うものは一兎も得ずという言葉がありますがこれは無計画に色々目移りするから失敗するのだと思います。これをすれば自動的に2つのメリットがあるといった様に、はじめからしっかりと計画を立てておけば失敗はしません。1つしか得られないところで無理に2つ得ようとするから問題が起こるのでは無いでしょうか?だから僕は事前にしっかりと計画をたててどんどん欲張って行きます。
31.鶏口となるも牛後となるなかれ
〜どんな小さなところでもいいから1番にならなあかん。〜
なんでも一番が良いです。どんな小さなエリアでも一番になることで色々なメリットが発生します。例えば社内でも一番仕事の出来る人間にその仕事を任せたほうが良いですし、会社も滋賀というローカルなエリアで一番になることで得られるメリットは大きいと考えています。金の鍵の当面の戦略は滋賀で一番になると言うことです。これは恐らく大阪でトップ10に入るよりも簡単だと思います。
しかし地域で一番になると言う意味では大阪の一番とある部分では肩を並べられると言うことだと思っています。頑張って2期中に滋賀の制作会社一番を目指したいと思います。
社内でも全く同じです。社内でこの分野だけなら社長をはじめ誰にも負けないと言うものを作ってください。そうすればみんなが強みを出し合ってさらに強力な組織にすることが出来ると信じています。
32.運を作り出すと言うこと
〜本当にサイコロを振るような運ってあまり無いよ〜
僕は世間一般で言われている運と言うものは実はランダムで選択されるものではないと思っています。よく仕事であいつは運が良いとか言われるケースではあたかも偶然大きな仕事を受注できたとか、あたかも偶然上司に気に入られて出世できたとかの状況がよくあると思います。ここで一度考えてみてください。お客さんは本当にくじ引きのような感覚で仕事を発注したと思いますか?本当に上司は偶然部下のことを気に入って昇進させたと思いますか?実は人間社会の運と言うのは大抵が周りの人間が意図して作り出されたものなのです。
自分がお客さんになったときを考えてください。同じ能力で明るい人間と暗い人間、どっちに仕事を頼みますか?意識していないときでも周りの人はよく見てますし、知らないところで評価されているものです。ですので、いつ、誰に、何を見られてもいいように日ごろから自分の意識を高く持つように意識したいものです。それによって世間一般で言われている運と言うのは作り出せるのではないでしょうか?
33.営業で親近感を得るには
〜失敗談とギャップと共感〜
初めてのお客さんと会って急激に仲良くなるには失敗談や病気の話、子供の頃の話がいいとある本に書いてありました。これには全く同感です。色々な方に僕の評価を聞くとある人は僕の強みについて「誰とでも物怖じせずに話すことが出来、信頼関係を築くスピードが以上に速い」とのことです。恐らくそれは前述のあつかましくなると言うことと、この親近感を得るスキルが長けているのではないかと自分で思っています。僕は家族の話をよくします。
またそれを子供の頃の話、出来が悪かった学生時代の話とからめます。結構僕の経歴だけを見るとエリートに見えるらしく(汗)そのギャップが大きな印象を与えていると感じています。それから相手との共通点を探りそれに対する深い話が出来ればなおいいと思います。地域の話はよく勉強しておきましょう。









